2024/11/15 00:19
かつての貴重な逸品として名高いリーバイ501xx世界大戦モデル。
ヴィンテージコレクターや、
デニム好きとってはお宝でありロマンであるのだと共感する。
その工程一つひとつが現在では再現が困難なほど
生地の再現から
縫製する糸、ミシンに至る所までが多くの縫製工場で試行錯誤、
研究されていることだろう。
501xx対戦モデルの縫製のその一つに
ベルトを通す部分
ベルトループの縫い幅が5mm幅で縫製されていた事は
代表的な細かすぎるこだわりの一つ。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/2303073/blog/1f7cf807246c801522f40f6a82827695.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
正直当時のレプリカを作ることに僕は全く興味がなく
デザインからパターン製作
生地のカットに縫製、
ボタンまで全てをオリジナルで自社製作する僕たちにとって
レプリカを作るなんて馬鹿げていると思っている。
だけど、
そう思いつつも
やっぱり当時にしかできない物作りを現代に再現しようとする試みには大きなロマンがあり
そして尊敬しかないのが正直な気持ちなのです。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/2303073/blog/576f172fb1c9463bc0c2de5e83715fdf.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
PLEST DENIMは今後恐縮ながら価格の改定もありますが
現在の形(写真下のジーンズ)のジーンズに至るまでに
1stのDENIM(写真上のジーンズ)から少しずつ研究改良を常に重ねており
当時のミシンを独自で整備する事すら行なっております。
細部のディテール一つひとつが
他とは違うオリジナルのいい物を作りたいと
試行錯誤されてきた古き良き時代のもの作りのあり方こそが
ヴィンテージのかっこよさだと信じている僕の
デニム小話でした。